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フィリピンの今を知ろう!ーオンライン英会話や留学でますます身近に

what's going on in the Philippines アジア各国の詳細ガイド
アジア各国の詳細ガイド

これまでのフィリピンといえば、「貧困」「治安が悪い」「フィリピンパブ」など、あまりポジディブなイメージはなかったかもしれません。

しかし現在のフィリピンは違います。

  • 英語留学
  • オンライン英会話
  • 南国リゾート
  • 映画

など、明るくてスマートなイメージにガラッと変わりつつあります。

この記事では、私たちの古いフィリピンイメージをアップデートし、現在の本当のフィリピンの姿を詳しく紹介していきます。

今のフィリピンを正しく理解しましょう。



現在のフィリピンを知るキーワード

フィリピン

この10-15年前後で、フィリピンのイメージはめっきり新しく、そして明るいものになりました。

その実態はどのようなものであるか、ご紹介します。

英語留学とオンライン英会話

コストを抑えて英語力をつけられることから、フィリピンへの英語留学やフィリピン人講師のオンライン英会話サービスが活況です。

フィリピンの英語留学の基本スタイルは、個別ブースでのマンツーマン授業です。格安な上にサービスや留学先の設備が非常に手厚いことなどが人気の理由です。

またフィリピン人講師によるオンライン英会話は、1レッスン数百円~という超低価格とカスタマイズできる自由な授業スタイルで、ここ10年ほどで爆発的に普及しました。

そこで気になるのは、フィリピン人の英語力だと思います。

「本当にフィリピンに留学して効果がある?」

「フィリピン人の先生で大丈夫?」

そんなふうに思うかもしれませんが、心配ご無用です。

フィリピン人が英語を得意とする訳

フィリピン人が英語を得意とする理由は2つあります。

1. アメリカの植民地だった

フィリピンは20世紀初めにアメリカの植民地となり、アメリカの教師と教材によるネイティブ仕込みの英語教育が持ち込まれました。そのため、フィリピン人の話す英語はネイティブ発音に近い綺麗な英語です。

一般的にアジア人が話す英語はある程度は癖のある発音になってしまうことが多いのですが、フィリピンはこの点は心配ありません。

2. 英語はフィリピンの公用語

1972年に英語はフィリピノ語とともに公用語に指定されました。

教育現場では、理系科目は英語で、文系科目はフィリピノ語で教えるバイリンガル教育が導入され、多くのフィリピン人が流暢に英語を話すことができるようになりました。

現在、フィリピン人の英語能力はアジアトップレベルです。ただし、都心から離れた地方ではまだまだ十分に英語が通用するとはいえないのも現状です。

オンライン英会話のレアジョブには、優秀なフィリピン人講師が多数在籍しています

フィリピン映画

フィリピンは映画大国です。

2019年には「フィリピン映画生誕100周年」を迎え、日本でも各映画祭やイベントでフィリピン映画特集が組まれるほど盛り上がりました。

実は日本にもフィリピン映画ファンは多いのです。

フィリピンは20世紀初頭からアメリカの植民地だったため、早くからハリウッド流のスタジオシステムが導入され映画産業が発達しました。1980年代中盤~2000年代前半に一度、映画産業が衰退した時期がありましたが、現在は勢いを取り戻して再び黄金時代を迎えています。

そんなフィリピン映画には2つの特徴があります。

自由な表現と芸術性の高さ

アジアの国は、イデオロギーや宗教的な観点から映画への検閲が厳しく、ハリウッドや日本あるいはヨーロッパに比べると表現の自由が制限されている国が多いです。政府批判や過激な表現は検閲によって修正が入ったり、上映自体が禁止されたりする例も多くあります。

その点、フィリピンでは映画における表現の自由がかなりあります

公的機関による検閲は存在しますが、検閲を免除できるインディペンデントの映画祭が多数あったり、検閲を経ず映画製作に取り組める大学附属の映画研究所などもあり、それらを通じて自由な表現や鋭い社会批判を含んだ映画が多数発表されています。

実は以前からフィリピンでは、映画だけは表現の自由が許されている「特別な領域」という位置づけでした。そんな環境の中だからこそ、秀作映画が多く生まれ、高く評価されているのです。

こちらの記事では、アジアの輪郭おすすめのフィリピン映画を10本ご紹介しています

名物監督の存在

フィリピン映画における表現の自由とも関連しますが、型破りな作風や斬新なテーマの映画を製作する「巨匠」や「鬼才」といわれる映画監督が多く誕生しています。

奇抜なだけでなく、映画の持つ社会性や芸術性も高く評価され、フィリピンのみならず海外での受賞歴を持つ監督も少なくありません。特に著名な映画監督をご紹介します。

リノ・ブロッカ監督

フィリピンで戒厳令が敷かれていた1970~1980年代に、フィリピン社会のリアリズムを描いた多数の社会派映画を制作。今でもフィリピンの社会派映画の製作者達に影響を与え続けている。

キドラット・タヒミック監督

インディペンデント映画の象徴的存在で、その自由な発想から生まれる作品は世界から絶賛されている。日本との交流も深く、1980年代後半からは日本でのフィリピンおよび東南アジア関連イベントや映画祭のため何度も来日している。

ラブ・ディアス監督

「怪物的映画作家」と呼ばれるフィリピンの名物監督。人間の根源的なテーマを扱う深い世界観と、長回しとモノクロの作風が特徴。海外の数々の映画賞で受賞歴を持ち、2016年には『立ち去った女』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。

ブリランテ・メンドーサ監督

スラム、貧困、麻薬、自然災害、テロ、殺人などフィリピンが直面する社会問題を、まるで当事者の一人としてその場にいるかのようなリアリティ溢れるドキュメンタリー調で描く作風が特徴。2009年にはカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞している。

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南国リゾート

フィリピンリゾート

近年のフィリピンは、大都市マニラよりも、セブ島をはじめとする南国リゾートのイメージが強くなってきた感があります。

フィリピンは7,000もの群島からなる国で、まだまだ手付かずの自然が残る多くの離島が存在します。

フィリピンリゾートとして、まず思い浮かぶのはセブ島でしょう。

セブ島は留学先や移住先としても人気です。

他にも「世界一美しい島」といわれるパラワン諸島、白い砂浜のビーチが美しいボラカイ島、大自然を満喫できるボホール島など、たくさんの魅力的なリゾートがフィリピンにはあります。

しかし気になるのは「観光客が増えて開発が進むと海や自然が汚されてしまうのではないか」ということ。

実際、すでにフィリピンの一部リゾートはゴミ問題や海洋汚染が問題になったこともあります。そんな中、最近ではエコやSDGsの考え方も広まったことで、エコツーリズムを掲げるリゾートも増えてきました。

また、パラワン島に建設予定の「ノーチラス・エコリゾート」では、建物のほとんどをリサイクル資材を利用して建設し、自給自足エネルギーとして太陽光などの自然エネルギーを活用するなど「排出ガス・廃棄物ゼロ」をコンセプトにしています。

フィリピンの明るい兆し

フィリピンの子供

上記にあげた以外にも、まだまだこれから成長するであろうたくさんの可能性をフィリピンは秘めています。

そう期待できるのは、フィリピンに確かな「明るい兆し」が見えるからです。

経済成長

フィリピンは、工業化への移行が本格的に進まなかったことや、汚職や政情不安による経済低迷が影響し、これまで近隣のアジア諸国に比べて経済発展が遅れていました。

しかし近年はグローバル化とIT化を追い風に、経済成長は高い水準で推移しています(※2020年は新型コロナウィルスの影響によりマイナス成長)。

フィリピンの近年の経済成長には3つの要因があります。



1. 海外出稼ぎ労働者

国内で就職難が続くフィリピンでは、高い英語力を活用して海外で就労する人も多く、その数は国民の1割に当たる約1,000万人にも上ります。

中東やアジアでは家政婦や建設作業員などの労働者が多く、アメリカでは高度な技術や専門知識を武器に高級取りとして働く人もいます。

いずれの場合も母国フィリピンに多額の送金をしており、その送金によってフィリピン国内の個人消費が増え、国内経済を支えているという構造ができています。

↓フィリピンを含むアジアの出稼ぎ労働者を描いた映画はこちらの記事でご紹介しています。

2. IT-BPO産業

コールセンター

フィリピンでは2000年以降、海外企業のコールセンターやバックオフィスなどの一部業務をフィリピン国内で請け負う「IT-BPOビジネス」が急激に業績を伸ばしています。

現在、IT-BPO産業でのフィリピンの就業者は100万人を超えており、フィリピン経済の主要な柱となっています。

IT-BPO産業での就業者は、英語能力の高い大卒の若者が中心です。比較的高収入が得られるため、購買意欲の旺盛な世代である彼らもまたフィリピンの国内消費を押し上げています。

3. 若い人口

日本を筆頭にアジア全体の高齢化が社会問題となっていますが、フィリピンの状況は大きく異なります。

フィリピンの人口は若く、平均年齢は25歳前後です

特に「生産年齢人口」と言われる15-64歳の人口が多く、今後もしばらく上昇すると予想されています。労働に従事できる年齢層の人口が多いことで長期的な成長が期待されています。

そんなフィリピンの潜在性を背景に、海外からの投資も増加しています。

日本からフィリピンへの直接投資も増加しており、エレクトロニクス関連企業などの製造業や、コンビニや服飾チェーンなどの小売業の進出も最近では目立っています。

21世紀になり、フィリピンの発展はマニラなど首都圏を中心に大きな変化を見せています。

女性の活躍

世界経済フォーラム(World Economic Forum)および世界銀行(World Bank)が発表した2021年の「男女格差(ジェンダーギャップ)ランキング」では、フィリピンは全156位中17位にランクインし、これはアジアの中でトップです(日本は120位)。

フィリピンでは歴代2名の女性大統領がいましたし、政治家、公務員、医師、弁護士といった職業にも男女差はありません。

能力があれば、性差関係なく活躍できるのがフィリピン社会です。

また女子の教育を軽視する文化もなく、優秀であれば男女関係なく教育を受けさせようという風潮があります。

ただその理由は前向きなものばかりではなく、男女関係なく「働ける者が働かなければならない」状況も影響しています。たとえば、海外で家政婦として働くフィリピン人女性の中には母国に子供を残している人もかなりの割合でいます。

しかし理由はどうあれ、フィリピン社会で女性が男性と同じように肩を並べて堂々と働く姿は、これからフィリピンが豊かになっても続いてほしい光景です。

フィリピンの課題

可能性にあふれるフィリピンの明るい側面を紹介してきましたが、従来のフィリピンイメージをつくってきた「貧困」「治安が悪い」要素は完全に払拭されたのでしょうか?

こうした問題は改善はしているものの、まだ完全に解決されたとはいえません。大幅な経済成長を達成しましたが、フィリピン全土にその恩恵が行き渡ったわけではありません。

マニラやミンダナオ地域の治安問題、麻薬などの犯罪率の高さ、所得格差、国内雇用の不足など、問題も抱えています。

2010年のアキノ政権以降は治安が改善し、2016年に発足したドゥテルテ政権下ではさらに犯罪率が確実に減少しています。

一方で同政権は麻薬犯罪の容疑者に多くの死者を出しており、その手法は国際社会から賛否両論を巻き起こしています。

今でもドゥテルテ大統領の国内の支持率は80%を超えているようですが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響による失業率の悪化などの不安要素も残っています。



まとめ

現在のフィリピンは、英語留学、オンライン英会話、映画産業、南国リゾートなど魅力的な要素にあふれ、注目を浴びています。

今後も順調な経済成長や女性の活躍によって、フィリピンが成長しつづけることが予想されます。

一方で、治安問題、犯罪率の高さ、格差、雇用の不足などの国内問題は解決したわけではありません。

こうした国内問題が少しずつでも着実に前進し、多くの可能性を生かすことができる環境が整えば、フィリピンの未来はますます明るいものになりそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考文献:

  • 大野拓司ほか編『フィリピンを知るための64章』明石書店.2016
  • 井出穣治『フィリピンー急成長する若き「大国」』中公新書. 2017
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